大会責任者 田中政任(27期)
こんにちは、27期の田中政任(まさのり)です。運営者から東大大会の報告をさせていただきます。
去る2006年6月4日(日)、千葉県君津市におきまして第28回東大OLK大会が行われました。マップは第19回東大OLK大会の「神野寺」のリメイク、「鹿野山∞」(蜂)です。
今年は学生大会の大会公認化をはかるというJOAの動きがあり、今大会も公認化することとなりました。また、今回WOC選手の最終選考会にも抜擢され、東大大会は以前にも増して注目を浴びる存在となり、今後の繁栄が期待されるような動きのある大会だったと思っております。
調査面では、GPSの基準点をもとに正確さを増した調査を行うことができました。神野寺は大変広いテレインでしたが、26期の手助けもあって、週末調査を3,4回程追加するだけで事足りました。伐採や工事に悩まされた時期もありましたが、直前期には幸運にもそういったことは何もなかったようで助かりました。
当日は1日中晴れ間の広がる日でした。しかし、スタート輸送のバスが一部遅れるという前代未聞のトラブルが発生してしまいました。何とかその場で対処したものの、クレームが発生してしまい、一時はどうなってしまうのかと不安でした。現在は大会終了から一週間ほどで、そのアクシデントは解決の方向に向かっており、成績表や落し物やアンケート集計などの例年通りの事後処理段階に落ち着いています。
クレームもあった大会とはなりましたが、多くの参加者の方々から満足と感謝の声が聞けましたことは大変喜ばしいことでありました。当日いらっしゃった外国人の参加者が、「日本のオリエンテーリングは素晴らしい」とおっしゃっていたことは記憶に新しいです。運営をやってよかったと思った瞬間でした。
28回の伝統を誇る東大大会が今後も続くために、この思いを余すことなく伝えたいと思います。後輩達の今後の活躍を期待しています。
最後になりましたが、今回大会にご参加・応援・ご協力をくださった杏友会の先輩方に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。これからも東大大会をよろしくお願い致します。
運営責任者 石蔵友紀子(27期)
杏友会の皆様、こんにちは。第28回東大OLK大会運営責任者を務めました、27期石蔵友紀子です。
去る2006年6月4日千葉県君津市に於いて、第28回東大OLK大会「鹿野山 ver.∞」が開催されました。
今大会は、今年度初の公認大会となり、参加者の皆さんに満足して頂ける大会にするために、JOAとの交渉や公認大会化の広報など苦心しつつも一年間準備してきました。
またWOC最終選考会に選ばれたこともあり、競技責任者・作図責任者を筆頭として、コントローラを引き受けてくださった吉村年史さんや、4回目の大会運営を迎える26期の先輩方の助言を受けつつ、26期から29期までの調査者が広大な範囲の調査、作図そして試走を協力し合って運営者一人一人が大会に向かって頑張ってきました。
当日は幸運にも晴天に恵まれましたが、会場~スタート輸送のバスが1台だけ降車地点をスルーしてしまうという運営者としても想定外のトラブルがあり、また追い討ちをかけるようにその対応に向かった運営車が故障を起こしてストップするなど、状況判断と対応に追われた波乱の一日でした。
大会から一週間近く経ちますが、事後処理にも目処が立ち、自身もやっと落ち着いて参りました。参加者の皆さんから「ありがとう」「楽しかったよ」といったメールを頂いたり、アンケート結果から今大会の満足度が96.5%と出るなど運営者として本当に嬉しいかぎりです。
この一年間、同期や後輩、そして先輩方の協力なくして今大会は開けなかったとしみじみと感じております。
周りの運営者から「大会を運営して良かった」「きついこともあったけれど楽しかった」「この大会を通して、自分達も大会をやってみたいと思った」という声を聞けたことが、今大会一番の収穫でした。この大会に関わってくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
先輩方が私達にしてくださったように、今年で28回を数えた東大OLK大会が今後も続いていくよう来年の大会運営の中心となる後輩達に今大会の反省を活かして引き継いでいきたいと思います。
最後になりましたが、参加してくださった方はじめ、応援、ご協力くださった杏友会の皆様、本当にありがとうございました。これからも、東大OLK大会及びOLK会員へのご支援、ご指導の程、どうぞ宜しくお願い致します。
第28回東大OLK大会 運営責任者 石蔵 友紀子