2003年度インカレ

2004年3月12日（金）〜14日（日）に青山高原（三重県名賀郡青山町）にて行われた伊賀インカレについて報告します。

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報告

　現行の制度では最後の開催となった伊賀インカレは、三重県の青山高原の澄み切った空の下で行われました。

　個人戦は、技術も体力も高いレベルを要求するインカレにふさわしいコースでした。結果は、選手権クラスで久野(23期)がＭＥ準優勝、併設クラスでＭＦ優勝・ＭＡＳ表彰台独占といったメダルラッシュで、ＯＬＫ陣営は非常に盛り上がりました。

　また、翌日の団体戦も例年以上に盛り上がりました。特筆すべきは、東大男子の11年振りのインカレ連覇です。宿敵東北大との勝負に競り勝ちました。一方、ＯＬＫ女子は難易度が高いコースに苦戦しましたが、併設クラスで東女が優勝し層の厚さを示しました。

　勿論、ＯＬＫの全ての選手が好成績を収めたわけではありません。しかし、一生懸命走り、一生懸命応援した選手たちは、皆誇らしげな顔をしていたと思います。そんな彼らの姿はＯＢである私に大きな刺激を与えくれました。

　さて、このインカレは、長らくＯＬＫを引っ張ってきた23期だけでなく、将来のＯＬＫを背負う下級生の活躍が目立ちました。衰退が囁かれるオリエンテーリング界において、ＯＬＫはまだまだ気を吐く存在であり続けるようです。そんな彼らに対する暖かいご支援を今後もよろしくお願い致します。

22期　宇田川雅令

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東大優勝特集

報告にも記載されているとおり、東京大学は団体戦で見事連覇を達成いたしました。ここでは、優勝の立役者達を紹介したいと思います。

• 青木 博人 (23期)：４走
  今年度東大キャプテン。驚異的なスピードが持ち味な学生ＯＬ界を代表する選手の一人です。
  インカレショート・団体戦では、２年連続の２冠に輝きました。
  獲得したメダルは、金４個(！)も含めた６個です。近年ではＯＬＫ一ですね。
  今年のインカレでは、アンカーとしてトップを守り続け、２年連続のウイニングランを実現させました。
• 久野 雄介 (23期)：２走
  1年生の頃から青木と並んで東大23期を引っ張り続け、卓越した技術力で東大を支えました。
  獲得したメダルは、今年度個人戦の銀メダルも含めて６個。
  ２年生から走った団体戦では常に素晴らしい走りを見せ、今回のインカレでもライバル東北大とのエース対決に勝利し優勝を引き寄せました。
  (ちなみに、シード選手紹介では、19期内山さんばりのパフォーマンスを見せました)
• 小熊 武彦 (23期)：３走
  決して才能に恵まれているといえない小熊は、類まれな努力で力をつけました。
  ３年生で個人戦４位・団体戦優勝でブレークした後は、インカレショートで準優勝を成し遂げる等素晴らしい活躍をしました。
  今回のインカレでは３走を務め、見事な走りで１位に躍り出て、そのまま優勝を確定するタイム差をライバル東北につけました。
• 山崎 貴彦 (26期)：１走
  12期鹿島田さん以来の1年生団体戦選手。経験者でジュニア世界選手権に出場するなど、入学当初から好成績を残していたが、安藤(23期)とのメンバー争いの中で急成長。
  今回のインカレでは１走をつとめ、東大(！)・東北大の両陣営を驚かす快走をしました。
  ＃東大のために、自身が「異例」と言う走順を組んできたライバル東北大にとって、山崎の成長が誤算だったそうです。

• 安藤 誠 (23期)：補欠
  残念ながら2年連続補欠となった選手。昨年は小熊に選挙で逆転され、今年は山崎に選挙「後」に逆転されました。
  しかし、競技で頑張り、全体にも目を配り続けた彼のような選手がいたことが連覇の大きな要因の１つだと思います。
  ＃故障以外の要因で、一度選挙で決まった代表を入れ替えたのは、今回が初めてだと思います。しかし、今回のような激しいメンバー争いが連覇の最大の要因かもしれません。
• 森脇 崇 (23期)：補欠
  今年大きく成長して補欠になった選手。補欠が決まった後も好成績を残し、正代表や他大学にプレッシャーを与え続けました。
  一部のＯＢの方には、富士登山競走・富士登山駅伝で活躍した選手、と言った方が分かりやすいかと思いますが、オリエンテーリングでも活躍をしていました。

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写真

本ページ以外にもいくつか写真を掲載しているページがございますのであわせてご利用下さい。

藤咲氏(15期)のページ（写真館）
熊田(23期)のページ
太田(26期)のページ

-個人戦-

116.9KB スタートの様子 　129.5KB MEトップゴールを果たした安藤(23期)。33位。 　130.1KB 浜端(23期)のゴール。30位。 　129.6KB 山崎(26期)のゴール。18位。 　130.7KB 原(東女25期)のゴール。12位。 　132KB 車(東女24期)のゴール。33位。 　131.8KB 小熊（東大23期）のゴール。11位。 　130.5KB 久野（東大23期）のゴール。見事２位入賞。 　122.3KB 森脇（東大23期）のゴール後。36位。 　127.5KB 青木（東大23期）のゴール。9位。 　127.5KB MF1優勝の渡辺（中央・東大26期）と3位の古山（右・東大26期） 　130.3KB MAL2、2位入賞の牧山（左・東大24期）。 　127.4KB MAS入賞はOLKで独占。優勝の松井（中央・東大25期）、2位の清藤（左・ICU25期）、3位の渡辺（右・23期）。 　128.8KB WB2位の井上（左・東女25期）。 　127.8KB MB2位入賞の青木（左・東大24期）。女子大の旗をもって登場。 　128.4KB 新人特別表彰の山崎（26期）。 　125.7KB WE入賞者の面々。 　128.7KB ME2位入賞の久野（左・東大23期）。

-団体戦-

132.5KB 朝の応援に気合いを入れる応援団。 　124.6KB 各大学とOLKの旗が並ぶ。 　117.3KB OLKファイッ！ 　121.5KB MEリレーのスタートの模様。 　125.6KB WEリレーのスタートの様子。 　128.7KB 併設リレーのスタート。 　130.6KB ME東大１走の山崎（26期）がトップ集団で帰還。 　127.4KB 一般併設スプリント出場の加藤さん（21期）。OSL3位。 　129.8KB 同じく併設出場の西脇さん(19期）。OSL9位。 　130.5KB 浜田さん（右から２番目・20期）のゴール。OSL11位。 　131.3KB 東大２走久野（23期）のゴール。この時点で2位に浮上。 　128.7KB 東女1走の木暮（23期）のゴール。 　128.6KB 津田１走の大井川（23期）のゴール。 　125.5KB 久野ゴール後の報告に聞き入るメンバー。 　128.4KB 東大３走の小熊(23期）。この時点でトップに浮上し快走を果たす。 　130KB 東女２走の原(25期）。 　127.1KB WE優勝の千葉大学がウィニングランを決める。 　129.8KB 津田２走の青島（25期）。 　127.6KB 東大４走の青木（23期）が帰還し見事優勝を決める。 　127.7KB 東大優勝後の報告。 　129.8KB 恒例の胴上げ。 　129.6KB 東女３走の川島（23期）。最終的に11位に終わる。 　129.2KB 実践２走山崎（右・26期）と３走青山（左・25期）。ウムスタート前。 　121KB 津田リレー後の報告。右は３走の関戸（23期）。 　123.6KB IC実行委員長の遠山文規氏（16期）。 　82.7KB WU優勝の東女チーム。 　123.7KB リレーWE表彰式の様子。 　129.7KB 優勝を果たした東大。 　123.5KB 記念撮影には入りきらないほどの人だかり。 (C) 2000, T.O.Software.Development Works.

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主な成績

OLK出走者の選手権クラスの成績のみ掲載します。全ての成績はLapCenterをご覧下さい。

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